顔のたるみ対策まとめ|部位別の原因とケアの選び方

顔のたるみとは、皮膚の弾力の低下や表情筋の衰え、脂肪の下垂によって頬・口元・目元・首が下がって見える状態です。部位ごとに原因が違い、紫外線対策と姿勢や表情の癖の見直しが基本です。変化の感じ方には個人差があります。

夕方の鏡で、頬が朝より下がって見える。写真に写ったほうれい線が、思っていたより深い。顔のたるみを調べ始めるきっかけは、たいていこうした「ふとした瞬間」です。

たるみは「年齢のせいだから仕方ない」と思われがちです。けれど実際には、どこがたるんでいるかによって、原因も、合うケアも変わります。頬なのか、口元なのか、目の下なのか、首なのか。まずそこを分けて考えるだけで、やるべきことはかなり絞れます。

この記事は、美顔モンスターの「肌のたるみ」カテゴリの記事を、部位別に整理した入口のページです。セルフチェックで自分のタイプを確かめ、タイプ別の記事へ進めるように並べました。美容医療を考えている人は、医師の診察が前提になることも合わせて読んでください。

こんな人に読んでほしい

  • 夕方になると、頬やフェイスラインが朝より下がって見える
  • ほうれい線や目の下の影が、写真で急に目立つようになった
  • たるみをどうにかしたいけれど、セルフケアと施術のどちらから始めるか迷っている
目次

顔のたるみはどう対策する?部位別のケアの選び方

最初にやることは、たるみがどの部位に出ているかを確かめることです。頬・口元・目元・首・片側だけ、のどれが目立つかで、関わっている原因と選ぶケアが変わります。

【セルフチェック】あなたのたるみはどのタイプ?

明るい場所で正面と横から写真を撮り、次の項目を見てください。当てはまる数が多いものが、あなたの主なタイプです。

  • 頬の高い位置が下がり、口の横がもたつく……頬タイプ。頬の脂肪と筋肉の位置を意識したケアから始めます
  • ほうれい線が朝に濃く、昼に薄くなる……ほうれい線タイプ。寝る姿勢とむくみを見直します
  • 目の下に影やふくらみがある/疲れて見えると言われる……目元タイプ。クマとの見分けから始めます
  • 首の横じわが増えた/顎と首の境目がぼやける……首タイプ。スマホを見る姿勢を見直します
  • 片側の頬や口角だけが下がる……片側タイプ。噛み癖や寝る向きの偏りを見直します

写真は、スマホを目の高さで固定し、毎回同じ時間帯・同じ明るさで撮ってください。上からの照明だと影が強く出て、たるみが実際より目立って見えます。

頬のたるみ・ブルドッグ顔が気になる人は?

頬タイプは、紫外線対策と、頬を下へ引っぱらない生活習慣が対処の出発点です。ブルドッグ顔とは、頬の肉が口の横からフェイスラインにかけて下がり、口元がもたついて見える状態です。20〜30代でも、頬の脂肪が多い人やうつむく時間が長い人に起こることがあります。

ほうれい線や口元のたるみが気になる人は?

ほうれい線タイプは、朝と夜で濃さが変わるかどうかをまず見てください。朝だけ濃いなら、寝ている間の姿勢や顔のむくみが関わっている可能性があります。一日中くっきりしているなら、頬の下がりや皮膚の弾力の低下が重なっていると考えられます。

目の下のたるみやゴルゴラインが気になる人は?

目元タイプは、たるみなのか、クマなのかを見分けることが先です。上を向いて鏡を見たときに影が薄くなるなら、ふくらみやたるみによる影の可能性があります。色が変わらない場合は、色素や血行によるクマが関わっていることもあります。目の周りの皮膚は薄いため、強くこするケアは避けてください。

首のたるみ・片側だけのたるみが気になる人は?

首タイプと片側タイプは、毎日の姿勢と癖の偏りを見直すのが土台です。首のたるみは、スマホを見るときにうつむく時間が長いほど目立ちやすくなります。片側だけのたるみは、いつも同じ側で噛む、同じ側を下にして寝るといった偏りが重なっていることが多いものです。

たるみ対策の期間と費用の目安は?

紫外線対策や姿勢の見直しは費用がほとんどかからず、続けることで数か月単位で変化を感じる人もいます。サロンの施術は1回数千円〜2万円程度、美容医療は数万円以上が一般的な目安です。期間・費用ともに個人差があります。

方法ごとの期間と費用は?

方法 期間の目安 費用の目安
紫外線対策 毎日続ける 数千円/月程度
姿勢・癖の見直し 数週間〜数か月 ほぼ0円
セルフケア 1〜3か月 0円〜数千円
サロンの施術 数回〜10回程度 1回5千〜2万円程度
ハイフ 数か月ごと 1回数万円〜
糸リフト 施術により異なる 数十万円程度〜

表の数値は一般的な目安で、地域・店舗・クリニック・部位によって変わります。ハイフや糸リフトは医療機関で行う施術で、内容と費用は医師の診察を受けたうえで確認してください。

セルフケアはどう続ければいい?

セルフケアは、新しいことを足すより、たるみを進める習慣を減らすほうが続きやすい傾向があります。たとえば「季節を問わず日焼け止めを塗る」「スマホは目の高さまで上げて見る」「寝る前に顔を強くこすらない」の3つだけでも十分です。高価な美顔器をそろえる前に、毎日の習慣を見直してください。

エステやサロンはどう選べばいい?

サロンを選ぶときは、顔だけでなく姿勢や噛み癖まで見てくれるかを確かめるのが目安です。施術で一時的にすっきりしても、日常の癖が同じなら元に戻りやすいためです。エステでできることと美容医療との違いは、顔のたるみはエステで治る?美容医療との違いは?効果が期待できる施術を解説!で詳しく解説しています。

美容医療を考えるときに知っておきたいことは?

たるみの程度が大きい場合、ハイフや糸リフトといった医療の選択肢もあります。ハイフとは、超音波の熱を皮膚の深い層に当てて引き締めを図る施術です。厚生労働省は、美容目的の施術の多くは緊急性がないため「今契約すれば安くなる」といった勧誘に注意し、納得できない点があればセカンドオピニオンを求めるよう呼びかけています。医療行為ですので、クリニックで医師の診察と十分な説明を受けてから判断してください。

顔のたるみの原因は?

顔のたるみの原因は、皮膚の弾力の低下、表情筋の衰え、脂肪の下垂、骨格の変化の4つが重なったものです。このうち毎日の習慣で関われるのは、紫外線と姿勢・表情の癖の部分です。

紫外線はたるみにどう関わる?

紫外線は、たるみを進める大きな要因の1つです。日本皮膚科学会によると、紫外線を長く浴び続けて起こる「光老化」は、年齢による老化とは質の違う変化です。皮膚の深い層(真皮)で張りを保つ弾性線維が壊れて機能しなくなり、しわやたるみができるとされています。日焼け止めを「夏だけ」「外出の日だけ」にしていないか、見直してみてください。

加齢で顔の中では何が起きている?

年齢を重ねると、皮膚の弾力を支える成分が減り、表情筋も使わなければ衰えていきます。さらに頬の脂肪が下へ移動し、顔の骨も少しずつ痩せていくと考えられています。土台が小さくなり、その上の皮膚と脂肪が支えを失うことで、たるみとして目立ってきます。年齢による顔の変化は老化で現れる顔の変化とは?どんどん老けていく原因と若見えさせるポイントにまとめています。

姿勢や表情の癖も関係する?

うつむいた姿勢や、口を閉じたときの舌の位置も、たるみの見え方に関わります。頭が前に出てうつむく時間が長いと、頬や首の皮膚は下へ引かれやすくなります。舌が下がって口がぽかんと開きやすい人は、フェイスラインがぼやけて見えやすい傾向があります。表情が少ない生活も、口元の筋肉が使われにくくなる一因です。

やりがちなNG:強いマッサージで引き上げようとしていない?

たるみを持ち上げようとして、頬を強く押し上げる、痛いほどこする、といったケアは逆効果になりやすいやり方です。皮膚を強く引っぱる刺激が続くと、かえって肌への負担になります。ローラーや美顔器も、強く当てるほどよいわけではありません。肌をこすらない、力を入れすぎない、の2つを守ってください。

顔のたるみを放置するとどうなる?

たるみそのものが健康を損なうことは多くありません。注意したいのは、原因の習慣が続くことで、たるみが少しずつ深くなり、戻しにくくなることです。

たるみは放っておくと進む?

紫外線や姿勢の癖といった原因がそのままなら、たるみは年齢とともに目立ちやすくなっていきます。日本皮膚科学会によると、光老化は予防できるもので、紫外線を防ぐことで多少とも元に戻る可能性があるとされています。始めるのに遅すぎることはありません。急に老けて見えると感じたときの見直し方は急に老け顔に見える人の特徴|原因は?毎日の習慣で改善できる若見え対策も参考にしてください。

後悔しやすいのはどんなケース?

「早く引き上げたくて、カウンセリング当日に高額な施術を契約してしまった」「仕上がりが左右で違って見え、施術前にもっと説明を聞けばよかった」と感じる人もいます。国民生活センターにも、顔のリフトアップの施術を受けたら仕上がりが左右非対称になったという相談が寄せられています。即決せず、まず習慣の見直しから始め、医療を考えるときは複数のクリニックで説明を聞く順番が、後悔を避けやすい進め方です。

たるみ以外の症状が出たら?

顔の片側だけが急に下がった、まぶたが急に開きにくくなった、顔に腫れやしびれがある、といった場合は、たるみとして片づけないでください。急な変化は、すぐに医療機関で医師の診察を受けてください。施術のあとに痛みや腫れが長く続く場合も、施術を受けたクリニックに相談しましょう。

AGO TOKYO SALONの現場から見えること

AGO TOKYO SALONでは、「頬が下がってきた」「ほうれい線が気になる」という相談をよく受けます。お話を聞くと、スマホを見るときに深くうつむいている、いつも同じ側で噛んでいる、口を閉じていても上下の歯が触れているといった癖が重なっている方が多いと感じます。たるみを年齢のせいだと思い込み、こうした癖に気づいていない方も少なくありません。

サロンでは顔だけでなく、首や肩、頭の位置も見ながら施術します。ただ、施術で整えても毎日の姿勢が同じなら、元に戻りやすいのが実感です。そのため、スマホを見るときの頭の位置や、噛む側の偏りを一緒に確かめ、自宅で変えられる癖を1つだけお伝えするようにしています。変化の感じ方には個人差があります。

よくある質問

顔のたるみはセルフケアで改善できる?

紫外線対策や姿勢・癖の見直しで、たるみが目立ちにくくなる人もいます。ただし骨格の変化や大きなたるみは、セルフケアだけでは限界があります。変化には個人差があります。

たるみ対策は何歳から始めればいい?

年齢にかかわらず、気づいたときから始めるのが目安です。紫外線対策や姿勢の見直しは、20代から続けておくと将来のたるみの予防につながると考えられます。

顔のたるみにマッサージは効果がある?

むくみによる一時的なもたつきには、やさしいマッサージで変化を感じる人もいます。一方で、強くこする・押し上げるマッサージは肌の負担になるため避けてください。

ハイフと糸リフトはどちらを選べばいい?

一般的に、たるみが軽い段階ではハイフ、たるみが大きい場合は糸リフトが候補になることが多いとされています。どちらも医療行為のため、クリニックで医師の診察を受けて判断してください。

まとめ

顔のたるみは、皮膚の弾力の低下、表情筋の衰え、脂肪の下垂、骨格の変化が重なって目立ってきます。まずはセルフチェックで、たるみが頬・口元・目元・首・片側のどこに出ているかを確かめ、関わっている習慣を1つずつ見直してください。

毎日の紫外線対策と姿勢の見直しは、どのタイプにも共通する土台です。強く押し上げるほど効くわけではないこと、美容医療は医師の診察と十分な説明を受けてから決めることを覚えておいてください。このページから、あなたのタイプに合う記事へ進んでみてください。

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参考情報

施術の前と後
施術の前と後

顎と、顔の下半分は、手で変えられます。

AGOメソッド®『Butterfly touch』は、道具も機械も使わず、手だけで顎関節と顔の下半分を整える技術です。施術は全国のセラピストが行っています。お住まいの地域から探して、そのままお問い合わせいただけます。

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写真はご本人の許可を得て掲載しています。変化の出方には個人差があります。

この記事を書いた人

「小顔整顔専門サロン AGO TOKYO SALON」代表。オールハンドで顔の印象を整えるAGOメソッド®を開発。女性の経済的・時間的自由を実現するセラピストスクールは450名以上が受講。

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