寄り道レター vol.01|予定のない5連休は、さみしいですか

2026年9月19日(土)配信

寄り道レターは、年代ごとに少しずつ違う内容をお届けしています。読みたい年代を選んでください。

20代の方へ|予定のない5連休は、さみしいですか

おはようございます。七瀬です。

このレターは、書き手のわたし・七瀬と、
整体師の湯山の、
ふたりでお届けしています。
3日に一度、少しだけ寄り道するつもりで読んでもらえたらうれしいです。

*

今日から5連休ですね。

土曜、日曜、敬老の日。
それから、敬老の日と秋分の日にはさまれた火曜日が「国民の休日」になって、水曜日まで。
この並びになるのは、11年ぶりだそうです。
次は2032年。6年後です。

6年後。
いま25歳なら、31歳。
その数字を見て、ちょっとだけ胸がざわっとした人、いると思います。
わたしも、ついそういう計算をしてしまうタイプなので。

*

昨日、職場で「連休どこか行くの?」と聞かれた人。
「うーん、まだ決めてなくて」と笑って返して、
帰りの電車でなんとなくインスタを開いて、
空港とか、海とか、誰かの予定がぎっしり詰まった画面を
親指で流していった人。

予定がないことが、少し恥ずかしい。
でも、無理に予定を入れるほど、会いたい人も行きたい場所も、正直まだ思いつかない。

それ、変じゃないと思います。

*

連休の前って、なぜか人の「報告」が増える気がします。

「転職することになりました」
「入籍しました」
「ずっと行きたかった場所に、ついに来ています」

おめでとう、と打ちながら、
自分の画面のなかだけ、時間が止まっているように感じる。
いいねを押す指と、小さなため息が、同じタイミングで出る。

比べたくて比べているわけじゃないんです。
勝手に目に入ってきて、勝手に比べてしまう。
そういう仕組みのなかに、わたしたちは毎日いるので。

だから、比べてしまった自分を、あまり責めないでほしいなと思います。
比べてしまうのは、
あなたが自分の人生を、ちゃんと気にかけているからでもあるので。

*

「有意義に過ごす」って、よく聞く言葉です。
でも、有意義かどうかって、誰が決めているんでしょう。

旅行に行った5日間は、有意義。
部屋でNetflixを一気に見て、コンビニのプリンを2個食べた5日間は、そうじゃない。
……なんとなく、そういうことになっている気がします。

でも、20代の休みって、
あとから思い出すのは案外、何もなかった日のほうだったりします。
天井を見ながら「このままでいいのかな」と思った午後とか。
理由もなく泣きそうになった夜とか。

あれは、無駄な時間じゃなかった。
その時は、ただの空白に見えるだけで。

空白って、まだ何も書き込まれていないだけで、
何もない、という意味じゃないと思うんです。

ノートの余白に、授業と関係のない落書きをしていたこと、ありませんか。
黒板の内容より、あの落書きのほうをよく覚えていたりする。
余白には、たぶん、その人のいちばん素直なものが出るんだと思います。

*

YouTubeを開くと、「20代のうちにやるべきこと10選」みたいな動画が、
ちょうどいいタイミングで出てきたりします。

資格、貯金、転職、自己投資。
見終わるころには、10個のうち8個くらいが「できていないこと」に変わっている。
休みの日に見たはずなのに、ちょっと疲れている。

あれを見て焦るのは、
あなたが怠けているからじゃなくて、
「誰かの10個」を、自分の10個だと思いこまされているからだと思います。

あなたの10個は、たぶん、まだどこにも書かれていません。
書かれていないから、空白に見えるだけで。

*

はじめまして、湯山です。
生まれてから今までの気持ちの浮き沈みを1本の線にする「人生グラフ」を、一緒に眺める仕事をしています。

グラフが上がっているところには、必ずその人の選択があるんですよ。
しかもそれ、立派な決断じゃなくていいんです。

わたしの生徒さんに、50代後半の女性がいます。
若い頃、美容師になりたかったのに、気づいたら手持ちが300円。
バス代も足りなかったそうです。
そこから、お金にならなくても、やりたいことを片っ端からやってみた。
そしたら、そのうちちゃんと稼げるようになっていった。

予定のない5日間って、「とりあえずやってみる」にはちょうどいい長さだと思うんです。
わたしも休みの日は、一人でワクワクしてるネクラなタイプなので、よく分かります。
気になってるけど、まだやってないこと。ひとつ、ありません?

*

今日の問い(七瀬より)

この5連休で、
「本当は、ちょっとやってみたかったこと」はありますか。

旅行じゃなくていいです。
髪を切る、とか。
ずっと気になっていたお店に、ひとりで入ってみる、とか。
しばらく連絡していなかった人に「元気?」って送る、とか。

できなくても、いいんです。
思い浮かべるだけでも、線は少し動くので。

今日の寄り道

愛妻家珈琲(山梨・甲府)
古民家を使った、個人のカフェです。
自家製のシュークリームには、生クリームとカスタードの「ダブル」があるそうです。

湯山の口コミより
「スタバは普段使いカフェ。そろそろ個人でやってるカフェに行きたいなと思っている人に大大大オススメします」

七瀬のひと言
入ったことのないお店に、ひとりで入ってみる。
それも、小さな「とりあえず」のひとつだと思います。
※営業日・営業時間・料金は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。

あわせて読みたい

休み方がわからない、と感じた人へ。

▶ AGO COLUMN「自分ファーストとは?自己中心的とは違う自分を後回しにしない生き方」

https://www.agoglobal.co.jp/column/myself-first/

また3日後に。
次は、「ちゃんとした大人」という言葉について書こうと思っています。

七瀬・湯山

P.S.(湯山より)
LINEでは、わたし湯山が直接お話を伺っています。
人生グラフも、LINEから受けていただけます。
横ばいの連休に、これまでの線をいちど一緒に眺めてみませんか。

▶ https://lin.ee/sLqNJUz

30代の方へ|「休めた?」と聞かれて、少し困る人へ

おはようございます。七瀬です。

このレターは、書き手のわたし・七瀬と、
整体師の湯山の、
ふたりでお届けしています。
3日に一度、少しだけ寄り道するつもりで読んでもらえたらうれしいです。

*

今日から5連休ですね。
敬老の日と秋分の日にはさまれた火曜日が「国民の休日」になって、土曜から水曜までつながる。
この並びは11年ぶりで、次は2032年だそうです。

11年前。
あなたは、何をしていましたか。

サークルの合宿で、夜中までしゃべっていた人。
入ったばかりの会社で、連休明けの資料のことばかり考えていた人。
いろいろだと思います。

あの頃の自分に、いまの生活を見せたら、なんて言うでしょう。
「思ってたのと違う」かもしれないし、
「ちゃんとやってるじゃん」かもしれない。

*

連休の朝も、いつもと同じ時間に目が覚めてしまう人。
起きてすぐ、頭の中で今日の段取りを組み立てている人。

洗濯を2回まわして、
敬老の日に実家へ持っていくものを考えて、
子どもがいる人は、5日分のお昼ごはんのことも。

気づいたら、カレンダーには家族の予定と、誰かのための予定。
自分の予定は、どこにも書いていない。

連休が明けたら、たぶん職場で聞かれます。
「連休、休めた?」

その「休めた?」に、うまく答えられない人は、
きっと少なくないと思います。

*

実家に顔を出すと、たいてい聞かれることがあります。

「仕事はどう?」
「そろそろ、考えてるの?」
何を、とは言わない。でも、何のことかはわかる。

結婚していてもしていなくても、
子どもがいてもいなくても、
30代には、なぜか「次は?」という質問がついてまわります。

ひとつ済ませると、次の「次は?」がやってくる。
まるで、終わりのないスタンプラリーみたいに。

聞くほうに悪気はないんです。わかっています。
わかっているから、笑って「まあね」と返す。
帰りの電車で、その「まあね」が、少しだけ喉に残る。

*

30代って、「ちゃんと回す」のがうまくなる時期だと思うんです。
仕事も、家のことも、人間関係も。

うまく回せるようになった分、
自分が回っていないことには、気づきにくくなる。

「休む」って、予定を空けることじゃなくて、
自分のために、ひとつだけ時間を取っておくこと、なのかもしれません。

30分でいいんです。
コーヒーを淹れて、誰にも話しかけられない時間、とか。
好きだった曲を、イヤホンで最後まで聴く時間、とか。

スタンプラリーの台紙を、いったん机に置く時間。
押していないマスを数えるんじゃなくて、
ここまで押してきたマスを、ぼんやり眺める時間。

*

そういえば、最近、自分の名前で呼ばれましたか。

職場では、苗字に「さん」。
保育園や学校では、「〇〇ちゃんのママ」。
実家では、なぜかいまだに子どものころのあだ名。

どれも自分なのに、
どれも、少しずつ誰かのための自分だったりします。

下の名前で呼ばれるのが、美容院と病院の受付だけになっていた。
そんなことに、ある日ふと気づく人もいると思います。

この連休のどこかで、
誰のためでもない自分に戻る時間が、少しでもありますように。
それは、名前を呼ばれるのと、たぶん同じくらい大事なことなので。

*

はじめまして、湯山です。
生まれてから今までの気持ちの浮き沈みを1本の線にする「人生グラフ」を、一緒に眺める仕事をしています。

30代の方のグラフって、けっこうな確率で、線がまっすぐな時期があるんですよ。
聞くと「このへんは忙しかっただけです」っておっしゃる。
でも、そこがいちばん面白いところなんですよね。
まっすぐに見えるのは、何も起きなかったからじゃなくて、
上がりそうなところを自分で止めて、下がりそうなところを自分で踏ん張ってたから、だったりする。
転職サイトに登録して、結局一度も開かなかった、とか。

わたしもそうでした。最初の会社は、同期も先輩も優秀な人ばかりで、
自分の力不足をずっと感じてたんです。28歳で整体の道に進むまで、線はたぶん平らでした。

グラフが上がるところには、必ずその人の選択があるんですよ。
ってことは、平らな時期にも、選ばなかった選択肢が埋まってる。
忙しかっただけ、の数年間。何を選ばなかったか、思い出せます?

*

今日の問い(七瀬より)

6年後、次の5連休が来るとき。
あなたは、誰と、どんなふうに過ごしていたいですか。

具体的じゃなくていいです。
「いまより、ちょっとだけ自分のペースで」
それくらいの答えで、十分だと思います。

今日の寄り道

青山Ototo(東京・神宮前)
炭火で焼く焼き魚と、竈(かまど)で炊いたご飯のお店です。ランチも予約をおすすめします。

湯山の口コミより
「オーダーが入ってから切り身をつくり串うちをして炭火焼きに入るため提供まで15分から20分ほど掛かります」

七瀬のひと言
焼き上がりを20分待つお昼ごはん。
誰かのためじゃなく、自分のために待つ時間です。
※営業日・営業時間・料金は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。

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「自分の時間」がなくなったと感じている人へ。

▶ AGO COLUMN「自分のペースでできる仕事とは?女性が在宅でも取り組める自由な働き方12選」

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また3日後に。
次は、「ちゃんとした大人」という言葉について書こうと思っています。

七瀬・湯山

P.S.(湯山より)
LINEでは、わたし湯山が直接お話を伺っています。
人生グラフも、LINEから受けていただけます。
「忙しかっただけ」の数年間に何があったのか、一緒にほどいてみませんか。

▶ https://lin.ee/sLqNJUz

40代の方へ|「もう」と「まだ」のあいだで

こんにちは。七瀬です。
お昼、もう食べましたか。

このレターは、書き手のわたし・七瀬と、
整体師の湯山の、
ふたりでお届けしています。
3日に一度、お昼休みの寄り道のつもりで読んでもらえたらうれしいです。

*

今日から5連休ですね。
敬老の日と秋分の日にはさまれた火曜日が「国民の休日」になって、この並びは11年ぶり。
次は2032年、6年後だそうです。

6年後。
こういう数字を見ると、つい自分の年齢を足してしまいます。
わたしだけでしょうか。

*

11年前の連休。
30代だったあなたは、何をしていましたか。

小さい子を抱っこして、渋滞の車の中にいた人。
昇進したばかりで、休みの日も携帯が気になっていた人。
あるいは、どこにも行けない理由を抱えていた人。

どれも、ちゃんとあなたの11年です。

*

40代になると、「もう」と「まだ」を、1日に何回も使う気がします。

もう40代だから、今さら新しいことは。
まだ40代なんだから、もうひと頑張り。

同じ自分のことを言っているのに、
どっちの言葉を選ぶかで、その日の景色が少し変わる。

職場でも、そうかもしれません。
気づけば、年下の上司に報告をしていたり、
自分が教えた後輩が、先に大きな仕事を任されていたり。
「もう、そういう立場なんだな」と思う日と、
「まだ、やれることがあるはずなのに」と思う日が、交互にやってくる。

鏡の前でも。
夕方になると抜けない疲れや、
理由のわからないイライラに、
「年のせいかな」と言いかけて、飲み込む。

*

敬老の日が近づくと、もうひとつ「もう」が増えます。

親が、もうあの頃みたいには歩けない。
電話の声が、少しだけ小さくなった。
実家に持っていく袋に、湿布と、大きめの文字のカレンダーを入れている自分に気づいたりして。

子どものこと、親のこと、職場のこと。
全部の真ん中に、自分が立っている。
立っているのに、自分のことだけは後回しにしている。

真ん中に立っている人って、
いちばん揺れているのに、いちばん「大丈夫そう」に見えるんです。
だから、誰にも「大丈夫?」と聞いてもらえない。

*

友だちとの約束も、この年代になると変わってきます。

「落ち着いたらごはん行こうね」
そう言い合って、もう何年たったでしょう。

子どもの受験、親の通院、繁忙期。
どちらかが落ち着くと、もう片方が落ち着かない。
キャンセルの連絡に「全然いいよ!」と返すのが、
いつの間にか、いちばん上手になっていたりして。

でも、たまに会えた時。
10年ぶりでも、一瞬であの頃の話し方に戻れる人がいる。
「もう」も「まだ」も関係なく、ただの自分でいられる時間。

あの時間を、「落ち着いたら」に預けたままにしておくのは、
少しもったいない気がします。
落ち着く日は、たぶん、待っていても来ないので。

*

はじめまして、湯山です。
生まれてから今までの気持ちの浮き沈みを1本の線にする「人生グラフ」を、一緒に眺める仕事をしています。

40代の方からは「もう遅いですよね」って、よく言われるんです。
分かります。わたしも39歳で、まったく畑違いのITの会社に移りました。
2年後には独立。金無し、コネ無し、客無しです。

で、わたしがいつもお話しするのが、江戸時代の話なんですね。
当時の平均寿命って、だいたい50歳なんですよ。
今の年齢を半分にして考えると、40代って、江戸の20歳なんです。
まだ倍以上、残ってるってことなんですよね。

それに40代のグラフには、もう何回か、下がってから上がった場所がある。
あのとき上がれた自分が、ちゃんといるんです。
「もう」で閉じたもの、ひとつくらい開け直してみても、いいと思いません?

*

今日の問い(七瀬より)

最近、「もう〇〇だから」と、あきらめたことはありますか。

それを、いったん「まだ」に置き換えてみてください。
やるかどうかは、決めなくていいです。

置き換えたときに、胸のどこかが少し動くかどうか。
それだけ、確かめてみてください。

今日の寄り道

北風と太陽 Kitchen & Wine(京都・四条烏丸)
もとはフレンチのコース料理のお店。それを、いまの女性オーナーが作り直したワインダイニングです。

湯山の口コミより
「ワインも初心者からでも分かりやすいようにメニューに一言書いてあるので、安心です」

七瀬のひと言
できあがっていたものを、自分の形に作り直す。
それも「まだ」のひとつの形なんだと思います。
※営業日・営業時間・料金は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。

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また3日後に。
次は、「ちゃんとした大人」という言葉について書こうと思っています。

七瀬・湯山

P.S.(湯山より)
LINEでは、わたし湯山が直接お話を伺っています。
人生グラフも、LINEから受けていただけます。
前半の線を材料に、後半をどう描くか。連休のうちに、一度一緒に眺めてみませんか。

▶ https://lin.ee/sLqNJUz

50代以上の方へ|「そろそろ」は、誰が決めるのでしょう

こんにちは。七瀬です。
お昼はもう、召し上がりましたか。

このレターは、書き手のわたし・七瀬と、
整体師の湯山の、
ふたりでお届けしています。
3日に一度、お茶の時間の寄り道のつもりで読んでいただけたらうれしいです。

*

今日から5連休ですね。
敬老の日と秋分の日にはさまれた火曜日が「国民の休日」になり、土曜から水曜までつながります。
この並びは11年ぶりで、次は2032年。6年後だそうです。

6年後に、自分がいくつになっているか。
このメールを読みながら、もう計算された方もいらっしゃると思います。

*

11年前の、同じような連休。
何をしていらしたか、覚えていますか。

子どもの部活の送り迎えに追われていた方。
仕事でいちばん責任の重い時期だった方。
親の病院の付き添いで、連休どころではなかった方。

あの頃は、自分のことを考える時間なんて、ほとんどなかった。
そう振り返る方が多いのではないでしょうか。

*

敬老の日が、少しややこしい日になった方も多いと思います。

親に何を贈ろうかと考えながら、
ふと、孫から「おばあちゃん」と呼ばれている自分がいたりする。
あるいは、贈る相手が、もういなかったりする。

祝う側と、祝われる側。
そのどちらにも、まだはっきりとは立っていない感じ。
その「あいだ」にいる時間が、いまなのかもしれません。

*

この年代になると、「そろそろ」という言葉を、よく耳にするようになります。

そろそろ、仕事の終わり方を考えないと。
そろそろ、家の片付けを。
そろそろ、無理のきかない年だから。

役職を後輩に譲る話が出たり、
友人との会話に、年金や病院の話が増えたり。
家では、夫婦ふたりの食卓が、思っていたより静かだったり。

どれも、間違ってはいません。
でも、その「そろそろ」は、いつ、誰が決めたのでしょう。

新しい習いごとを始めるのも、
行ったことのない街をひとりで歩くのも、
ずっと言えなかったことを誰かに伝えるのも、
「そろそろ」で始めて、いいはずなのに。

「そろそろ」は、終わりの合図としてだけではなく、
始まりの合図としても使える言葉だと、わたしは思っています。

*

ご自分のお母さまが、いまのあなたと同じ年だった頃のこと。
思い出せますか。

あの頃の母は、ずいぶん「大人」に見えていた。
何でも知っていて、迷わない人だと思っていた。

でも、いざ自分がその年になってみると、
迷うことばかりで、わからないことばかりで。
母もきっと、そうだったのだろうと、いまならわかる。

台所で、ひとりで何かを考えていた背中。
あの背中の向こうにも、
言葉にしなかった「そろそろ」や「まだ」が、あったのかもしれません。

敬老の日に電話をかける方も、
心の中で話しかける方も。
今年は少しだけ、同じ年ごろの女性どうしとして、
お母さまのことを思い出してみてもいいのかもしれません。

*

はじめまして、湯山です。
生まれてから今までの気持ちの浮き沈みを1本の線にする「人生グラフ」を、一緒に眺める仕事をしています。

グラフを描いてもらうと、スタートを真ん中の50%に置く方がほとんどなんですよ。
100%から始める人は、100人に1人くらい。
で、そこから先の線は、人の数だけ違います。

わたしの線にも、大きく下がったところがあります。
独立してすぐは休みが1日もなくて、妻とも息子たちとも距離ができてしまった。
家族の時間を大事にしようと決めたら、売上が半分になりました。
あのときは本当に、絶望しました。

振れ幅の大きい人生って、楽じゃないんですよね。
それでも「今思えば、あれがあってよかった」と言えるなら、それ自体がその方の強さなんです。
「そろそろ」を決める前に。ご自分の線のいちばん下がったところ、いま振り返ると、どう見えます?

*

今日の問い(七瀬より)

11年前のご自分に、いま、ひとこと声をかけるとしたら。
なんと言ってあげたいですか。

「よくやっていたね」でも、
「あの時、あれをやめておいてよかったよ」でも。

その言葉は、たぶん、
6年後のご自分が、いまのあなたにかけてくれる言葉と、どこか似ていると思います。

今日の寄り道

地魚・天然 すし魚晴(新潟・万代)
昔ながらのカウンターのあるお寿司屋さん。大将と女将さんの年齢もあって、いまはランチだけの営業だそうです。

湯山の口コミより
「なにより一日でも長く続けて欲しいので、時間には余裕を持って広い心で行ってください」

七瀬のひと言
やめるのではなく、ランチだけにする。
「そろそろ」には、こういう答え方もあるんですね。
※営業日・営業時間・料金は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。

あわせて読みたい

これからの時間の使い方を、考えはじめた方へ。

▶ AGO COLUMN「女性の会社員以外の生き方|自分らしく働くためのヒントと準備」

https://www.agoglobal.co.jp/column/life-outside-office-worker/

また3日後に。
次は、「ちゃんとした大人」という言葉について書こうと思っています。

七瀬・湯山

P.S.(湯山より)
LINEでは、わたし湯山が直接お話を伺っています。
人生グラフも、LINEから受けていただけます。
これまでの長い線を、一度ゆっくり一緒に眺めてみませんか。連休の午後に、ちょうどいい時間の使い方かもしれません。

▶ https://lin.ee/sLqNJUz

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