寄り道レター vol.03|「向いてない」は、どこまで本当ですか
2026年9月25日(金)配信
寄り道レターは、年代ごとに少しずつ違う内容をお届けしています。読みたい年代を選んでください。
20代の方へ|「向いてない」は、どこまで本当ですか
おはようございます。七瀬です。
連休明けの2日目。ようやく金曜日ですね。
*
いま、愛知と名古屋で、アジア大会が開かれています。
日本での開催は、広島以来32年ぶり。
アジアの45の国と地域から選手が集まって、43の競技が行われているそうです。
43競技。
セパタクローやカバディのように、名前は聞いたことがあっても、
ルールまでは知らない競技もたくさんあります。
もし子どものころ、近所にセパタクローのクラブがあったら。
いまのわたしは、まったく違う「得意」を持っていたのかもしれません。
*
連休が明けて、ふと検索窓に「仕事 向いてない」と打ちかけた人。
入社して1年半。
いまだに電話が鳴るたびに、心臓が小さく跳ねる人。
先輩みたいに、飲み会で場を回せない人。
同期が褒められているのを聞いて、自分は一度も「向いてるね」と言われたことがないな、と気づく人。
*
「向いてない」と決めるのは、けっこう簡単です。
できなかったことは、はっきり覚えているから。
怒られた日の帰り道のことは、何回でも思い出せる。
でも、できるようになったことは、
できた瞬間から当たり前になって、数に入らない。
入社したころは、コピー機の使い方もわからなかったのに。
だから、「向いてない」の証拠ばかりが、どんどん集まっていく。
*
向いているかどうかは、
その人の中だけにあるものではないのかもしれません。
何に出会ったか。
どこで、誰と、やったか。
同じ人でも、組み合わせが変われば、得意も苦手も入れ替わる。
いまの仕事が向いていない気がするのは、
あなたがダメだからではなくて、
まだ43のうちの1つしか、試していないからかもしれない。
*
もうひとつ。
「全部向いてない」は、たいてい、
「一部がすごく苦手」の言い換えだったりします。
電話は苦手。でも、資料をつくるのは嫌いじゃない。
飲み会は苦手。でも、一対一で話を聞くのは得意かもしれない。
「向いてない」は、やめる理由にも、続ける理由にもなります。
どちらを選ぶにしても、その前に一度だけ、
何が、どれくらい苦手なのかを、細かく見てあげてもいいと思います。
*
湯山です。
わたし、最初の会社では、自分は向いてないなってずっと思ってたんですよ。
同期も先輩も後輩も、優秀な人ばかりで。
で、会社員としての適性があまりにも無いと感じて、28歳で整体の道に進んだんです。
町の小さな整体院で、院長になって、取締役にもなりました。
会社員に向いてなかった人間が、整体院では院長をやってる。
向き不向きって、その人の中だけじゃなくて、場所との組み合わせなんですよね。
人生グラフでも、線が上がっているところには、必ずその人の選択があるんです。
いまの「向いてない」、仕事のことですか? それとも、場所のことですか?
*
今日の問い(七瀬より)
いまの「向いてない」を、ひとつだけ細かくしてみてください。
仕事ぜんぶ、ではなく、
どの場面の、何が、なのか。
電話が鳴った瞬間、とか。
会議で急に話を振られたとき、とか。
細かくしてみると、
向いていない部分は、思っていたより小さかったりします。
今日の寄り道
麺屋 獅子丸(愛知・名古屋駅の近く)
フレンチ出身の方が開発したという、ラーメンのお店です。
真っ白なスープの「ぱいたんらーめん」と、ポルチーニ茸が香る「しょうゆらーめん」があるそうです。
湯山の口コミより
「見た目からもっと洋風なスープを想像したけど、良い意味で期待を裏切る和風の香り。」
七瀬のひと言
フレンチから、ラーメンへ。
向いている場所は、ひとつとは限らないみたいです。
※営業日・営業時間・料金は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。
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また3日後に。
次は、「わたしなんか」という言葉について書こうと思っています。
七瀬・湯山
P.S.(湯山より)
LINEでは、わたし湯山が直接お話を伺っています。
人生グラフも、LINEから受けていただけます。
いまの「向いてない」が仕事のことなのか、場所のことなのか。グラフの上で、一緒に分けてみませんか。
30代の方へ|向いてないのに、できてしまうこと
おはようございます。七瀬です。
連休明けの2日目、金曜日ですね。
*
いま、愛知と名古屋で、アジア大会が開かれています。
日本での開催は、広島以来32年ぶり。
43の競技が行われていて、セパタクローやカバディのように、
名前は知っていてもルールは知らない競技も、たくさんあります。
どの競技の選手も、きっと最初から今の競技をしていたわけではないんだろうな、と思います。
子どものころに出会ったものの中から、たまたま続いたもの。
それが、いつの間にか「得意」と呼ばれるようになる。
*
「向いてない」と言えるうちは、まだいいのかもしれません。
30代になると、向いていないことも、それなりにできるようになってしまうから。
人前で話すのが苦手だったのに、気づけば毎月の会議の進行役。
細かい数字の確認がいちばん嫌いなのに、「〇〇さんのチェックなら安心」と言われる。
保育園の係決めで、沈黙に耐えられず、つい手を挙げてしまう。
できるから、任される。
任されるから、もっとできるようになる。
その繰り返しのなかで、
自分が本当は何に向いていたのか、だんだんわからなくなる。
*
「できる」と「向いてる」は、似ているけれど、少し違う気がします。
できることは、終わったあとに、疲れが残る。
向いていることは、終わったあとに、なぜか少しだけ元気が残る。
同じ2時間の会議でも、
ぐったりして帰る日と、帰り道にちょっと鼻歌が出る日がある。
その違いは、たぶん、会議の長さではありません。
*
できることが増えるのは、悪いことではありません。
誰かの役に立っているし、評価もされる。
なにより、生活がちゃんと回る。
ただ、できることだけで一週間が埋まっていくと、
向いていることのための時間が、どこにも残らない。
向いていることは、
仕事の中にあるとは限らないし、
お金になるとも限りません。
それでも、それをしているときの自分を、
少しだけ覚えておいてあげてほしいな、と思います。
忙しい時期ほど、そこに戻ってくる道しるべになるので。
*
湯山です。
健康食品やサプリメントを売って、売上を上げようと、もがいていた方がいました。
人生グラフを一緒に眺めて見えてきたのは、
事業をしたかったんじゃなくて、周りの人に認めてもらいたかった、っていう本心だったんです。
向いてない仕事を頑張ってた、というより、
本当に欲しいものと、やってることがずれてたんですよね。
30代って、できることが増えるぶん、このずれに気づきにくいんですよ。
グラフが上がってるところを指さして「ここで何を選びました?」って聞くと、その人の選び方の癖が出てくるんです。
そこに、本当に欲しかったもののヒントがあったりする。
今あなたが頑張ってることの奥にある、本当に欲しいもの。何だと思います?
*
今日の問い(七瀬より)
この1週間で、
終わったあとに、少しだけ元気が残っていたことは何でしたか。
仕事の中の、ほんの10分でもかまいません。
後輩の相談にのった時間とか。
帰り道に、知らない路地を曲がってみた時間とか。
それが、あなたの「向いてる」の、
小さなかけらかもしれません。
今日の寄り道
喫茶七番(愛知・名古屋 伏見)
表通りからは見つけにくい、天井の高い喫茶店です。
モーニングには、トーストと、玉子サンド用のたまご、ひと口サイズのバナナがつくそうです。
湯山の口コミより
「バナナには皮を剥きやすいように切り込みを入れてくれている。ここら辺の気配りには恐れ入る。」
七瀬のひと言
食べ終わったあとに、少しだけ元気が残る朝ごはん。
アジア大会で名古屋へ行く方は、ぜひ朝に。
※営業日・営業時間・料金は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。
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また3日後に。
次は、「わたしなんか」という言葉について書こうと思っています。
七瀬・湯山
P.S.(湯山より)
LINEでは、わたし湯山が直接お話を伺っています。
人生グラフも、LINEから受けていただけます。
頑張っていることの奥にある、本当に欲しいもの。一緒に探してみませんか。
40代の方へ|昔言われた「向いてない」が、まだ残っていませんか
こんにちは。七瀬です。
お昼、もう食べましたか。
*
いま、愛知と名古屋で、アジア大会が開かれています。
日本での開催は、広島以来32年ぶり。
アジアの45の国と地域から選手が集まって、43の競技が行われているそうです。
32年前の広島大会のころ、まだ子どもだった方も多いと思います。
あのころ、自分は何に向いていると思っていたでしょう。
*
「あなたには、向いてないよ」
昔、誰かに言われたその一言が、いまも残っている人はいませんか。
部活の顧問に。
最初の職場の上司に。
進路面談の先生に。
あるいは、母親に。
言った本人は、たぶんもう覚えていません。
でも、言われた側は、何十年たっても覚えている。
新しいことを始めようとするたびに、その声が、先に聞こえてくる。
*
40代になると、今度は言う側にも立つようになります。
子どもに、「あなたは、こっちのほうが向いてるんじゃない?」
部下に、「この仕事、あまり向いてないかもね」
心配から出た言葉なのに、
それが、昔の自分が言われた言葉と同じ形をしていて、はっとする。
言われたときに、あんなに悔しかったのに。
同じ言葉を、同じくらいの軽さで使っている。
*
「向いてない」という言葉は、便利です。
向いていないことにしておけば、挑戦しない理由になる。
失敗したときの、言い訳にもなる。
でも、便利な言葉ほど、
いつの間にか、自分の可能性にふたをしていることがあります。
*
40代は、その言葉を、自分の目で確かめ直せる年でもあると思います。
あのころより、できることも、知っていることも、ずっと増えた。
誰かの評価ではなく、自分で判断できる材料が、もう手元にある。
昔言われた「向いてない」が、本当に正しかったのか。
それとも、あのときの、あの場所では、そう見えただけだったのか。
いまの自分なら、確かめてみることができる。
確かめて、やっぱり向いていなかったら、それはそれでいい。
少なくとも、それはもう、誰かの言葉ではなく、あなた自身の答えになるので。
*
湯山です。
うちのスクールに、理学療法士を5年やっていた生徒さんがいます。
理学療法は、医師の指示がないと施術ができない。
患者さんに、もっとこうしたいと思っても、できない。
それで悩んで、入校してきたんです。
今は「毎日が本当に楽しい」って話してくれてます。
わたしも整体院にいたころ、決められた施術しかできなくて、ずっと自問自答してたので、よく分かるんですよ。
向いてなかったんじゃなくて、やりたいことに対して、場所が狭かったんですよね。
「向いてない」って思ったとき、それが仕事のことなのか、場所のことなのか。
そこを分けるだけで、次の選択が変わるんです。
昔言われた「向いてない」、いま見たら、どっちでした?
*
今日の問い(七瀬より)
昔、誰かに言われた「向いてない」を、ひとつ思い出してみてください。
いまのあなたが、その人に返事をするとしたら。
なんと言いますか。
「そうでしたね」でも、
「いえ、案外やれてますよ」でも。
声に出さなくていいので、心の中で、一度だけ。
今日の寄り道
クワタイ(新潟・万代)
タイ人のママさんがつくる、ほかではなかなか食べられないタイ料理のお店です。
タイ北部の伝統料理は、前日までの予約が必要だそうです。
湯山の口コミより
「タイ人のママさんがつくる他では食べられないタイ料理を堪能させてもらえるお店。」
七瀬のひと言
自分の得意なものを、それが珍しい場所で出す。
向き不向きは、場所でも変わるのかもしれません。
※営業日・営業時間・料金は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。
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仕事を変えることを、少しでも考えたことがある人へ。
▶ AGO COLUMN「介護士からセラピストへ」
https://www.agoglobal.co.jp/column/kaigoshi-therapist-tenshin/
また3日後に。
次は、「わたしなんか」という言葉について書こうと思っています。
七瀬・湯山
P.S.(湯山より)
LINEでは、わたし湯山が直接お話を伺っています。
人生グラフも、LINEから受けていただけます。
昔言われた「向いてない」、よかったら聞かせてください。
50代以上の方へ|「わたし、そういうの向いてないから」
こんにちは。七瀬です。
お昼はもう、召し上がりましたか。
*
いま、愛知と名古屋で、アジア大会が開かれています。
日本での開催は、広島以来32年ぶりだそうです。
32年前の広島大会。
覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
あのころ、ご自分は何をしていらしたか。
今回は43の競技が行われていて、
32年前にはなかった、eスポーツのような競技もあります。
時代が変わると、競技も変わるんですね。
*
「わたし、そういうの向いてないから」
これまで何度、この言葉で、
お誘いやお願いを断ってこられたでしょう。
人前で話すこと。
機械のこと。
運動。数字。お酒の席。
向いていないことを避けるのは、
賢いやり方でもありました。
限られた時間と体力を、得意なことに回す。
家族と仕事を抱えていた時期には、それがいちばん確かな方法だったと思います。
*
でも、ふと思うことがあります。
あの「向いてない」は、
本当に試してみた結果だったのか。
それとも、試す時間がなかったから、
そういうことにしておいただけだったのか。
子どもの送り迎えの合間に、習いごとの体験に行く余裕はなかった。
仕事の締め切りの前に、新しいことを覚える気力は残っていなかった。
それは「向いてない」ではなく、「あのときは無理だった」ということかもしれません。
*
いまは、あのころより、
時間の使い方を、少しだけ自分で決められるようになりました。
競技が時代とともに変わるように、
向き不向きも、年齢とともに変わっていくのだと思います。
若いころは、じっとしているのが苦手だった人が、
いまは、ひとつのことにじっくり向き合うのが心地よかったり。
昔は人見知りだった人が、
いまは、初めての人と話すのが楽しかったり。
若いころに「向いてない」と閉じた扉の向こうに、
いまのあなたになら、ちょうどいいものが入っているかもしれません。
*
湯山です。
うちの生徒さんに、いま50代後半の女性がいます。
地方の厳しい環境で育って、若いころは美容師になりたかった。
でも、気づいたら手持ちが300円。バス代も足りなかったそうです。
そこから、お金にならなくても、やりたいことを片っ端からやってきた。
そのうち、ちゃんと稼げるようになっていったんです。
この話を聞いて思うのは、向いてるかどうかより、やりたいかどうかで動いてた、ってことなんですよ。
向き不向きって、やってみたあとにしか分からないんですよね。
「向いてない」で閉じてきたもののなかに、本当はやりたかったもの、ありません?
*
今日の問い(七瀬より)
若いころに「向いてない」と閉じた扉を、ひとつ思い出してみてください。
絵を描くこと。
歌うこと。
ひとりで旅に出ること。
いまなら、ノックくらいはしてみたいと思いますか。
開けるかどうかは、そのあとで決めればいいと思います。
今日の寄り道
鳥市(長野・長野駅の近く)
本当の炭火で、大将が大ぶりの鶏串を焼いてくれる焼鳥屋さんです。
サラダには、ハーフサイズもあるそうです。
湯山の口コミより
「3軒断られて2回目の電話でお越しください。と嬉しいお返事を頂き来訪することが出来ました。」
七瀬のひと言
3軒断られても、もう一度電話をかける。
「向いてない」と閉じる前の、もう一回です。
※営業日・営業時間・料金は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。
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これからの仕事を、自分のペースでつくってみたい方へ。
▶ AGO COLUMN「一人で開業できる仕事20選|資格なしで独立できる職種と注意点まとめ」
https://www.agoglobal.co.jp/column/no-qualification-solo-practice/
また3日後に。
次は、「わたしなんか」という言葉について書こうと思っています。
七瀬・湯山
P.S.(湯山より)
LINEでは、わたし湯山が直接お話を伺っています。
人生グラフも、LINEから受けていただけます。
「向いてない」で閉じてきた扉、一緒に開け直してみませんか。
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