COLUMN
本業を辞めずに自分のサロンを持つ|「続けながら足す」働き方の実例
働き方
2026.10.27
本業を辞めずにサロンを持つ働き方は、勤務先のルールを確認したうえで、空いた時間に施術を少しずつ足す形で目指せます。歯科助手や調理師を続けながら活動する方々の実例から、時間の使い方と始め方を整理します。
「今の仕事は好きだけれど、このまま一本足でいいのかな」
「新しいことを始めたい。でも、本業を辞める勇気はまだない」
「辞めるか続けるか、二択しかないと思っていた」
こんなふうに感じていませんか?
本記事では、仕事を辞めずに「続けながら足す」という選び方を、実際に両立している方々の例とあわせて整理します。
本業を辞めずに、自分のサロンを持つことはできる?
はい、本業を続けながら、空いた時間で自分のサロンを始めることは可能です。AGOセラピストスクールの受講生のうち約4割は、副業としてスタートしています。
最初から独立を決めなくても、まずは本業を続けて収入の土台を残したまま、施術という二つ目の柱を足していく。その結果を見てから、働き方の配分を考え直すこともできます。
始める前に確認したいことは?
いちばん先に確認したいのは、勤務先の就業規則です。副業を認めるかどうかは会社ごとに異なり、許可や届出が必要な場合もあります。
厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を示しており、モデル就業規則にも「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる」という趣旨の規定があります。ただし、実際の扱いは勤務先によって異なります。副業禁止の職場もありますので、始める前に就業規則か人事担当者へ確認してください。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 副業の可否 | 就業規則で、禁止・許可制・届出制のどれか |
| 競業の制限 | 同業種の仕事に当たらないか(美容関連の職場は特に) |
| 働く時間 | 本業の勤務時間や休日と重ならない枠をつくれるか |
| 申請の手続き | 必要な書類と、申し出の時期 |
実例①:歯科助手を続けながら活動する丸山絵理香さん
新潟県で歯科助手として働きながら、サロン「EDEN」でAGOメソッド®︎の施術をしている丸山絵理香さんは、歯科助手の仕事を20年以上続けてきました。以前は天職だと思うほどやりがいを感じていましたが、いつからかそれを感じられなくなり、美容の仕事への思いが芽生えたそうです。
丸山さんは、仕事を辞めるのではなく、本業を続けたまま学び、施術を始めました。VOICEでは、次のように話しています。
学んでからは、自分の施術でクライアント様が喜んでくださることが、何よりのやりがいになっています。
丸山絵理香さん(VOICEより)
「一度は見失いかけていたやりがいを、いまは施術のなかで感じています」とも語っています。本業の経験を手放さずに、新しい手応えを足せた例です。
実例②:調理師の仕事と両立する吉田恵子さん
静岡県浜松市でセラピストとして活動する吉田恵子さんは、調理師として8年間働いてきました。調理師の仕事は好きでしたが、仕事内容と時給が見合っていないと感じていたそうです。
いまは調理師の出勤日数を減らし、セラピストと調理師の両方を自分のペースで続けています。「どちらも好きな仕事なので、手放さずにいられることが嬉しいです」と話しています。
「辞めて乗り換える」のではなく、「出勤日数を減らして、もう一つ足す」。この組み立て方は、本業が好きな方にとって参考になるのではないでしょうか。
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講師の実例:「悩んでいる時間より、踏み出した後の方が価値がある」山村聡美講師
AGOセラピストスクールの山村聡美講師は、結婚、出産、育児、介護と、家族を優先して過ごす中で、ライフステージが変わるたびに「わたしは本当は何がしたいんだろう」と感じていたと話しています。
そんなときにAGOと出会い、「人生の舵を握るのは自分自身」と価値観そのものが変わったそうです。山村講師は、迷う方へ次のように伝えています。
悩んでいる時間より、踏み出した後の方が、ずっと価値があります。
山村聡美講師
本業と両立する時間は、どうつくる?
両立の基本は、本業の勤務時間と重ならない枠を先に決め、その中だけで予約を受けることです。無理に枠を増やさず、小さく始められます。
| 本業の働き方 | 施術を入れやすい時間(例) |
|---|---|
| 平日フルタイム | 土日のどちらか半日、または平日の休日 |
| シフト勤務 | 休みの日に1枠、早番の日の夕方 |
| 出勤日数を減らせる | 空いた平日の日中 |
施術料金は1時間程度で22,000円からです。たとえば月に3名の施術なら、売上は66,000円の計算になります。自宅で開業する場合は月々の経費が0円で、利益率は90%以上になります。本業の収入に足す、二つ目の柱として考えられる金額です。
※金額は一例のシミュレーションです。実際の収入は地域や活動状況によって異なり、収入を保証するものではありません。
▶ 関連記事:会社員の副業にセラピストはあり?土日だけで始める準備と注意点
いつ本業を減らす?増やすタイミングの考え方
本業を減らすかどうかは、施術の予約が安定してから考えれば遅くありません。吉田さんのように、予約が増えてから出勤日数を調整する方法もあります。
- 最初:本業はそのまま。決めた枠だけで施術する
- 慣れてきたら:予約の入り方を見て、枠を増やすか考える
- 迷ったら:「減らす・続ける」のどちらも選べる状態を保つ
AGOセラピストスクールは入校時期を定めておらず、6ヶ月以内のデビューを目指すカリキュラムです。在籍中に集客を実践し、修了後は月1万円(税別)のフォローアップもあります。
▶ 関連記事:「今の仕事を続けるべきか」キャリアに悩んだときの判断基準と対処法
よくある質問
副業が禁止の会社でもサロンを持てますか?
勤務先の規則によります。副業を禁止・制限している職場もあるため、就業規則や人事担当者に確認するのが先です。確認できてから始めるようにしてください。
本業が忙しくても両立できますか?
施術の枠を本業と重ならない時間に絞れば、両立を目指せます。実例の丸山さんは歯科助手を、吉田さんは調理師を続けながら活動しています。体調を崩さない範囲で無理のない枠から始めましょう。
スクールに通う時間は取れますか?
AGOは入校時期を定めておらず、ご自身のペースで始められます。約4割の受講生が副業としてスタートしています。まずは個別相談で、生活リズムに合う進め方を確認してみてください。
収入はどのくらいを目指せますか?
施術は1時間程度で22,000円からで、月3名なら売上66,000円という計算です。ただし一例のシミュレーションであり、収入を保証するものではありません。
参考情報
まとめ:辞めるか続けるかの二択にしない
本業を辞めずにサロンを持つ方法は、「続けながら足す」ことです。まず勤務先の就業規則を確認し、重ならない時間に小さな枠をつくる。丸山さんや吉田さんのように、好きな仕事を手放さずに新しい柱を持つ道もあります。
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