COLUMN
保育士を辞めたいと思ったら|子どもと関わってきた経験を活かす次の働き方
働き方
2026.10.22
保育士を辞めたいと思ったときは、辞めるか続けるかの二択にせず、子どもと関わってきた経験を活かせる次の働き方を探す手があります。自宅サロンのセラピストという選択肢と、考え方の順番を実例とともに整理します。
「子どもは好きなのに、体力的にもう限界かもしれない」
「頑張っても収入が増えない。この先も同じ働き方でいいのかな」
「自分の家庭の時間がなかなか取れない」
保育士として毎日全力で働いてきたからこそ、こんなふうに感じて立ち止まる方は少なくありません。
本記事では、辞めたい気持ちを整理する順番と、保育の現場で身についた力が活きる場面、そして次の働き方のひとつとして自宅サロンのセラピストを選んだ実例をご紹介します。
保育士を辞めたいと思うのは、おかしなこと?
辞めたいと思うのは、おかしなことではありません。子どもの命を預かる責任、体力、書類や行事の準備、保護者対応など、気持ちを張り続ける場面が多い仕事だからです。
ただ、「辞めたい」という言葉の中身は人によって違います。まずは何がつらいのかを、分けて見てみましょう。
| つらさの種類 | よくある気持ち | 先に考えたいこと |
|---|---|---|
| 体力・身体 | 立ちっぱなし、抱っこで腰や肩がつらい | 部署や勤務時間の調整、休養の確保 |
| 収入・将来 | 頑張っても収入が増えない | 今の職場での見通し/他の働き方との比較 |
| 人間関係 | 職場の空気に疲れた | 別の園で働く/相談窓口の利用 |
| 家庭との両立 | 自分の子どもとの時間が取れない | 働く時間を自分で決められるか |
つらさの種類によって、解決の方向は変わります。園を変えるだけで解決することもあれば、働き方そのものを見直したほうがよいこともあります。
▶ 関連記事:「今の仕事を続けるべきか」キャリアに悩んだときの判断基準と対処法
保育士の経験は、次の仕事にどう活きる?
子どもを見てきた観察力や声かけ、保護者と向き合ってきた経験は、人と関わる仕事で活かせる場面があります。特に、相手の様子を細かく見て、言葉にならない不安を汲み取る力は、一対一の施術の仕事とも相性がよいかもしれません。
- 観察力:表情や姿勢の小さな変化に気づく。お客様の身体の状態を見る場面で活きます
- 声かけ:緊張している相手の気持ちをほぐす。初めてのお客様への対応に役立ちます
- 保護者との関わり:不安に耳を傾け、安心してもらう。カウンセリングの土台になります
- 段取り:限られた時間で一日を組み立てる。予約や準備の管理に活きます
これらは一例で、誰にでも同じように活きるわけではありません。ただ、「保育士しかやってこなかったから、他に何もできない」ということは、きっとありません。
保育士からセラピストになった人はいる?
保育士を長く務めたあと、自宅サロンのセラピストになった方がいます。VOICEには、AGOセラピストスクールで学んだ2人の実例が載っています。
保育士20年近く、自宅サロンで働く村松麻奈美さん
石川県で自律神経に特化した整体サロンを自宅で開いている村松麻奈美さんは、20年近く保育士として働いてきました。娘さんの体調のことで学校に行けない日が続き、遅刻や早退で職場に迷惑をかけることが増えたことが、働き方を見直すきっかけだったそうです。
学校に行ける日は送り迎えができ、保育士として一日働いていたときより、気持ちも時間も余裕ができたと話しています。収入も「ほぼ同じか少し多いくらい」になったそうです。
もし近くにAGOを受けれるサロンができても、まなみ先生がいいからここまで来たい
村松麻奈美さんのお客様の声(AGO VOICEより)
一方で、最初の頃は「症例が増えるまではほとんど収入がなく、不安もあった」とも振り返っています。うまくいったことだけでなく、立ち上がりの不安も隠さずに話してくださっています。
保育士パートから、長野でサロンを開いた照井由佳さん
長野県の小布施町と須坂でサロン「know」を開いている照井由佳さんは、保育士のパートとして働いていました。「子どもが小学生になり、仕事を増やしたい。でも増やしたら家が回らない」という悩みを、毎日くり返していたそうです。
AGOの施術を受けて身体の変化を感じ、収入面の変化も期待して入校を決めました。お客様から「え?なんで?優しく触ってるだけなのに」と言われたことが印象に残っていると話しています。
▶ 子どもと関わった経験を活かすなら? LINEで簡単|働き方診断(約1分)で、あなたに合う働き方がわかります。
自宅サロンのセラピストなら、どんな働き方になる?
自宅サロンなら、予約の時間を自分で決められるので、家庭の予定に合わせて一日を組めます。AGOメソッドで施術をする場合の目安は次のとおりです。
整顔とは、「顔の歪みは身体の歪みの集大成」という考えのもと、全身約260個の関節に生じる歪みを整えることで、顔など見た目の印象を整えることを目指す手技です。AGOメソッドは、特に顎関節を含む顔の下半分のバランスを整えることに重点を置いた、やさしい手技です。変化や効果には個人差があります。
施術料金は、1時間程度で22,000円からです。たとえば午前中に1日1枠、月10名の施術なら、売上は22万円。自宅開業なら月々の経費は0円、利益率は90%以上で、手元に約20万円が残る計算です。
※金額は一例のシミュレーションです。実際の収入は地域や活動状況によって異なり、収入を保証するものではありません。
受講生の99%は女性で、約4割が副業からスタートしています。年齢は21歳から60代後半までと幅広く、入校時期は決まっていません。在籍中から集客を実践し、6ヶ月以内のデビューを目指すカリキュラムです。
辞める前に、どんな順番で考えればいい?
辞めると決める前に、「つらさの正体」「続けたい部分」「やってみたいこと」の3つを書き出してみてください。
- つらさの正体:体力・収入・人間関係・家庭との両立のどれか
- 続けたい部分:子どもの成長に関わる喜びなど、手放したくないもの
- やってみたいこと:気になっていた分野、興味があることを一つでも
- 相談:職場の制度の確認、家族との話し合い、スクールの個別相談など
AGO講師の柴沼麻理加さんは、アパレル、ママ、舞台アシスタントとして過ごした後にAGOと出会い、現在は講師を務めています。受講生に向けて「止まっていたら今のままです。悩みが変わらないのは、止まっている証拠です」と話しています。
悩み続けるだけではなく、まずは情報を集める、話を聞く。その小さな一歩から、見える景色が変わることがあります。
▶ 関連記事:公務員・教員を辞めたい女性へ|安定を手放す前に考えたい、お金と時間と自分の気持ち
▶ 関連記事:子育て中の働き方は変えるべき?育児とキャリアを両立するポイント
よくある質問
保育士の資格や経験は、セラピストの仕事に役立つ?
役立つ場面はありますが、そのまま通用するとは限りません。観察力や傾聴の姿勢は活かしやすい一方で、施術の技術は新たに学ぶ必要があります。
保育士を辞めずに、副業で始めることはできる?
できます。AGOセラピストスクールの受講生の約4割は副業からのスタートです。ただし、勤務先の副業ルールをあらかじめ確認してください。
体力に自信がなくても続けられる?
オールハンドの施術で、機器も使いません。力に頼らないやさしい手技なので、体力面の負担を減らして働くことを目指せます。体調に不安があるときは、無理をせず医療機関に相談してください。
辞めたい気持ちが強いとき、まず何をすればいい?
まずは、信頼できる人や公的な相談窓口に気持ちを話すことです。心身の不調が続くときは、医療機関の受診も検討してください。
まとめ:経験は、次の働き方の強みになる
保育士を辞めたいと思うのは、頑張ってきた証拠でもあります。辞めるか続けるかの二択ではなく、つらさの正体を整理し、経験を活かせる選択肢を知ってから決めても、遅くはありません。
子どもと関わってきた経験を活かす働き方を考えたい方は、「LINEで簡単|働き方診断」で、かんたんな質問に答えるだけ(約1分)で、あなたに合った働き方のタイプと目安がわかります。診断のあとは、講師への個別相談もLINEから気軽にできます。